【計画無痛分娩レポ】成功した?メリット・デメリットは?

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私は第一子、第二子ともに無痛分娩で出産しました。

違ったのは、第一子は自然に陣痛が来てから麻酔を入れたのに対して、第二子はあらかじめ決めた出産日に陣痛促進剤を使用する『計画無痛分娩』だったことです。

『計画無痛分娩』を選択してから予定日まで、促進剤はちゃんと効くのか?ちゃんと予定日に生まれるのか?など不安に感じることも多くありました。

ぽこ
ぽこ

結論から言うと、私の計画無痛分娩は『成功!』だったと思います。

本記事では

  • 私自身の計画無痛分娩レポ
  • 計画無痛分娩のメリット・デメリット(私見)

についてまとめています。

妊娠、出産の経過は人それぞれなのであくまでも『私の場合』でしかありませんが、少しでも計画無痛分娩について気になっている方の参考になれば嬉しいです。

※本記事は、『計画無痛分娩がおすすめ!』というものではありません。一個人の出産レポとしてお読みいただければ幸いです。

私自身の計画無痛分娩レポ

まずは私自身の計画無痛分娩までの流れをご紹介します。

私の通っていた産院では、37週以降で出産予定日を決めるという方針でした。

赤ちゃんの成長具合や子宮口の開き具合を見ながら、毎週の妊婦検診で先生と予定日を相談します。

予定日より前に陣痛や破水をしてしまった場合は、無痛分娩はできないという産院でした。

(無痛分娩は麻酔などの管理のため、多くのスタッフさんが必要となるため)

妊婦健診から出産までの経過

妊婦健診(35週3日)

  • 赤ちゃんがだいぶ下がってきている
  • 次の検診(36週3日)に出産日を決めて、翌週に産むかも、とのこと。

こんなに早く産むとは思っていなかったので、正直とても驚きました…!

妊婦健診(36週3日)

  • 赤ちゃんの大きさは2,800g
  • だいぶ下がってきているし、子宮口は2㎝空いてる
  • 経産婦は子宮口が開いてから下がってくる傾向にある(私はもう下がっているが)
  • 37週0日で産む?と聞かれる
  • 次の検診(1週間後)までに生まれる可能性も0ではない

37週0日は出産予定日3週間前なので、『そんなに早く!?』と本当に驚きました。

子宮口が開いているとのことでこの数日で陣痛がくるのか…?と不安でしたが、

37週の最初に産むより、37週の最後に産む方が赤ちゃんに対するリスクが低いとのことだったので、とりあえず1週間後の検診まで様子を見ることにしました。

この時37週で産むことのリスクなどを調べ出してしまい、『私の勝手で本当に促進剤を使っていいのか…』とすごく悩みました。

出産予定日は38週以降にしてもらい、もしその前に陣痛がきたらそれは赤ちゃんが出たいタイミングだから麻酔なしで頑張ろう!!と決意しました。

妊婦健診(37週3日)

  • いつも通り、エコーと内診。
  • 赤ちゃんの大きさは2,700g(前回より減っていますが、推定体重なので問題なし)
  • 子宮口の開き具合などについては何も言われず。
  • 出産はいつでもいいよ、と。

娘が保育園に行っている平日に合わせて、出産予定日は38週0日にしました。

計画無痛分娩前日(37週6日)

✔︎14:00 入院

  • 40分ほどお腹にモニターつけ、赤ちゃんの様子、お腹の張りなどを確認
  • 夕方の検診で子宮口が開いてなければ、処置があるとのこと

処置を恐れる私に、助産師さんが

  • 処置をする人は少ない
  • 1人目で子宮口5センチまで耐えたなら、それより痛くない

と教えてくれました。

✔︎16:00  内診

  • 子宮口の開きは2.5センチ
  • 処置は不要とのこと。

夜中に陣痛が来るといけないから安静にしてるよう言われる

計画無痛分娩当日

  • 7:00 モニターをつけ、赤ちゃんの様子を確認
  • 7:30  食事、トイレを済ます
  • 8:00 点滴を開始

まずは点滴がうまく入っているかの確認で、砂糖水流しました。

点滴指してるところは少し痛く、指してる間はこの痛みが続くとのこと。

(が、すぐに痛みは気にならなくなりました。)

緊張しすぎて全身寒気、冷や汗がすごく怖くなり、計画無痛分娩にしたことを後悔しました…。

✔︎9:00  麻酔を開始

背中に麻酔をしてから、本番の麻酔(脊椎の近くへの麻酔)をしてもらいました。

緊張しすぎか、一瞬血圧下がったようです…。

内診にて、破水させました。

✔︎9:30 促進剤を開始

まずは少量から、とのことでした。

麻酔が効いているようで、足先は少し冷たく感じました。

✔︎10:00 促進剤を追加

特に感じる変化はなし。

✔︎10:30 促進剤を追加

まだ陣痛は感じていません。

✔︎11:00 陣痛開始?

少しお腹が締め付けられるような感覚がありました。

✔︎11:30 10分間隔の陣痛

10分間隔くらいで、お腹を締め付けられるような感覚がありました。

痛くなってきたので麻酔追加を依頼。

子宮口は4㎝開いていました。

✔︎12:30 2分感覚の陣痛

急に陣痛の感覚が短くなり、痛みも強くなりました。

✔︎13:00 麻酔を追加

子宮口の開きは5㎝

陣痛2分感覚なのにまだ5㎝!?と驚きました。

麻酔が効き、痛みはすぐに楽になりました。

✔︎13:30 促進剤を追加

少し陣痛が弱まってしまったため、促進剤を増やしました。

あまり増やしすぎると赤ちゃんに負担がかかるそうで、少しずつ様子を見ながら増やしていくそうです。

✔︎14:00 子宮口がほぼ全開に!分娩室へ

お腹全体を締め付けられるような感覚と、肛門辺りも締め付けられる感覚がありました。

子宮口を確認したらほぼ全開とのことで、分娩室へ移動。

麻酔が効いておりベッドから分娩台へ自力で移動ができず、助産師さんたちに運んでもらいました。

✔︎14:30 いきむ!

お腹全体を締め付けられるような感覚が強くなりましたが、麻酔が効いているので痛いとはあまり感じませんでした。

先生の指示に従いいきみましたが、麻酔が効いているためかうまく力が入らない…

先生にお腹を押してもらいながら何度もいきみました。

✔︎15:03  出産!

3,500gの元気な男の子を出産しました。

先生にお腹を押してもらいましたが、吸引することなく出てきてくれました。

産後の処置

そのまま分娩室で産後の処置をしてもらいました。

会陰は少し裂けましたが痛みはなく、縫合時も全く痛みを感じませんでした。

産後2時間は分娩台で過ごし様子見。

その後ベッドに移動して寝たまま部屋に運んでもらい、麻酔が完全に切れるまでそのまま寝ていました。

産後の身体、回復について

麻酔が切れてからは、助産師さん付き添いの元で歩行の確認、排尿。

どちらも特に問題なくできました。

2人目だからか、後陣痛は驚くほど痛かったです。

入院中何度も子宮の戻り具合をチェックしてもらいましたが、『すごくいい!』と褒められました。

ぽこ
ぽこ

麻酔の効きや副作用には個人差があります。上記はあくまで私個人の一例としてご覧いただければ幸いです。

計画無痛分娩のメリット・デメリット

計画無痛分娩にて出産してみて私が感じたメリット・デメリットをご紹介します。

尚、薬による副作用など、医学的なことは病院にてご自身でご確認ください

計画無痛分娩のメリット

  • 出産に対する恐怖が減る
  • 出産のスケジュールが立てやすい
  • 産後のダメージが少ない

私が第一子、第二子共に無痛分娩を選択した1番の理由は、『出産の痛みに対する恐怖』が強かったからです。

そのため、無痛分娩の1番のメリットは出産に対する恐怖が減る、出産に前向きになれることだ思っています。

また、今回の出産は2人目で、里帰りをしなかったので、急な破水、陣痛の場合上の子のお世話をどうするかという問題もありました。

そのため、上の子が保育園に行っている平日に入院、出産するようスケジュールを組めるのも、計画無痛分娩の大きなメリットだと感じました。

最後に、無痛分娩が成功すれば、陣痛中に消耗する体力が少なくて済むので、産後のダメージが少ないこともメリットだと感じています。

計画無痛分娩では出産前日もしっかり寝ることができるので、産後が本当に楽でした。

ぽこ
ぽこ

第一子は自然に陣痛が来て子宮口が5㎝開いてからの麻酔だったため、出産前日は夜通し陣痛に苦しみ、寝れていないまま出産しました…。

計画無痛分娩のデメリット

  • 自分都合で出産日を決める罪悪感
  • 予定日前に破水、陣痛が来たら無痛にできない

出産日を事前に決められるのはメリットでもありますが、赤ちゃんがまだお腹にいたいかもしれないのに促進剤で無理矢理出してしまうことに罪悪感も感じました。

また、インターネット上で様々な情報を見てしまったので、赤ちゃん自身のタイミングより早くに産むことで発達などに影響がないかも心配になりました。

上記2つの心配はありましたが、いつも検診で診てくれている先生が大丈夫と言ってくださっているので、大丈夫だ!と思うようにしていました。

もう一つのデメリットとしては、計画無痛分娩の場合、予定日より前に陣痛、破水をしてしまった場合は無痛にできないということがありました。

(産院によるかと思いますが、私の病院ではスタッフの確保ができない夜間は麻酔は使えず、計画無痛分娩の場合は平日の午前からのお産となっていました。)

今回の私の場合、どちらも問題なく出産することができたので、結果としては計画無痛分娩がデメリットとなることは何もありませんでした

また、産前に私が感じていた上記2つのデメリットは、計画無痛分娩ではなく、自然に陣痛がきてから麻酔を入れるタイプの無痛分娩であれば問題なかったと思います。

(今回の出産では通える範囲に自然に陣痛がきてからの無痛分娩ができる産院がなく、計画無痛分娩となりました。)

自分自身が何を優先したいかを考えて、出産方法を選択することが大切かと思います。

【計画無痛分娩レポ】さいごに

私は子どもを2人とも無痛分娩で出産しましたが、無痛分娩にして本当に良かったと感じています。

もし今後3人目を産むことがあり、自然に陣痛がきてからの無痛分娩か、計画無痛分娩かの選択肢があれば、自然に陣痛がきてからの無痛分娩を選択したいです。

麻酔や陣痛促進剤を使うことによるリスクは正直怖かったですが、出産の痛みに対する恐怖が減り、前向きな気持ちで出産に臨むことができて本当に良かったと思っています。

『無痛分娩』と言うと「お腹を痛めて産みなよ」などと言う人もいますが、周りの目よりも『自分が何を優先したいか』で出産方法を選択した方がいいと思います。

本記事が『無痛分娩』や『計画無痛分娩』が気になっている方にとって少しでも役に立てば嬉しいです。

ぽこ
ぽこ

最後までお読みいただきありがとうございました♫

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