『魔の2歳』、『イヤイヤ期』
聞いてはいたけど、我が家の2歳児もなかなか大変でした。
「イヤ!」と拒否されるたびに「何か良い対処法はないか…」と試行錯誤する日々。
楽しませながら習慣化することで、気づけばうまくいっていることが多くありました。
本記事では、2歳の娘のイヤイヤ期に効果的だった声かけ・対処法についてご紹介します。
イヤイヤ期にお困りのパパ、ママに少しでも参考になれば幸いです。
ちょっしたイヤイヤの攻略法(n数=1)としてお読みください。
イヤイヤ期に効果的だった主な声かけ・対処法
まずは2歳の娘のイヤイヤ期に、私がよく使っていた対処法を3つご紹介します。
子ども自身に選択させる
育児本などにもよく載っている声かけ方法ですが、「○○と××どっちがいい?」と2択で選ばせるのはは我が家の2歳児にも効果的でした。
- どっちの服にする?
- パパとママどっちとオムツ変える?
など。
子どもに選択させることは、子どもの自立を促すことも期待できるそうです。
ぬいぐるみを使う
娘はぬいぐるみが大好きなので、「歯磨きしよ〜!」「靴下履くよ〜!」とぬいぐるみに誘ってもらうのも効果的でした。
また、『本人に選択させる』との合わせ技で、「クマとサルどっちと歯磨きする?」などの声かけもよく使っています。
やる気にさせる声かけをする
2歳後半頃、色々できるようになってきた時に効果的だった声かけ方法は、
できた時に「自分でできたね!」「お姉さんになったね!」と一緒に喜び、またやってほしいタイミングで「この前自分で○○できたね!今日もできるかな?」と本人をやる気にさせる声かけ方法です。
「自分でできる!」というのが嬉しいようで、「○○、お姉さんだからできる!」と誇らしげにやってくれることが多いです。
イヤイヤ期に効果的だった声かけ・対処法(具体例)
次に、2歳のイヤイヤ娘との日常生活をスムーズに習慣化することができた、イヤイヤに対する声かけ・対処法をご紹介します。
何かを切り上げるのがイヤ!
遊びを切り上げるのは今でも苦労することが多いですが、時計の針を自分で確認させることで少し良くなりました。
一緒に時計を見ながら「長い針が○のところにきたらおしまいね。」とあらかじめ約束し、「長い針今どこにある?」と本人に確認してもらっています。
それでもイヤ!ということもありますが、「時間になったからママはもうおしまいにするね。」と言うと「自分も!」と終わってくれることが多いです。
お片付けがイヤ!
お片付けに関しては、効果的だった声かけ・対処法が2つありました。
ひとつめは、おもちゃのお家を決めてあげるという対処法です。
車のおもちゃが沢山ありいつもグチャグチャでしたが、お家を決めたら自分で戻してくれるようになりました。
ふたつめは、おもちゃにオナラをさせて遊びながら片付けるという対処法です。
1台の車にブッとオナラをさせると、「臭い!」と言いながら他の車を一台ずつ喜んで片付けてくれます(笑)
たまに娘がオナラをさせて私が片付けることもありますが、一緒に楽しくお片付けができればそれで良いかなと思っています。
食後、手を拭くのがイヤ!
食後になかなか手を拭かせてくれなかった娘。
「○○指はどこ?」と遊びながら拭くことで解決しました。
「お父さん指・お母さん指はどこ?」など、クイズにすると喜んで教えてくれるので、その流れで拭いてしまいます。
我が家はおうち英語(※)をしているので、Finger familyを歌いながら拭くことも多いです。
※おうちで英語に触れられる環境を作ること
帰宅後、手を洗うのがイヤ!
帰宅後の手洗いが習慣化するまでは、食紅で作ったカラフルな氷をあげて、遊びながら手を洗っていました。
複数色の氷をあげて、色の変化を楽しむのも楽しいですよ。
食紅は液体タイプが便利です。
また、おもちゃの車を洗車しながら手を洗うという方法も娘には効果的でした。
「今日はどの車を洗ってあげる?」と聞くだけでOKなので、準備もなく簡単です。
日焼け止めを塗るのがイヤ!
日焼け止めクリームを塗るのは本当に苦労しました…。
娘に効果的だったのは、日焼け止めクリームで好きな絵を描くという対処法です。
絵は描かせてくれるものの、「自分で伸ばす!ママいや!」と言われることもありますが、まぁ全く塗らないよりは…。笑
私の腕に絵を描き、「スタンプする〜?」と誘って娘の腕にペタっとするのも楽しいです。
娘は「ぼやぼやにゃんにゃん!」と大喜びしています。
日焼け止めは何種類か試しましたが、アトピタが描きやすかったです♪
お風呂に入るのがイヤ!
入ったら楽しいのに、入るまでに時間がかかるお風呂…。
お風呂に好きなキャラクターを用意しておき、「お風呂で○○が待ってるよ〜!」「あれ、お風呂に誰かいる!見に行こう!」と声かけをしていました。
キャラクターは、
- お菓子やオムツのパッケージのキャラクター部分を切り取り貼る
- 水で流せるクレヨンでお風呂の壁に絵を描く
などの方法で簡単に用意することができます。
時間に余裕がある日は、クレヨンで一緒にお絵描きするのも楽しいですよ♪
(今度は出るのがイヤ!となることもありましたが。笑)
とにかくイヤ!全部イヤ!!!
時折発生する「とにかくイヤ!全部イヤ!!!なんかわかんないけどイヤイヤイヤー!!!」モード。
こうなると娘は手がつけられなかったので、抱っこしたり、少し泣かせて落ち着くのを待ちました。
難しいですが、手がつけられなくなる前に娘の気分を乗せるよう心がけていました。
イヤイヤ期におすすめな本・YouTube
私はイヤイヤ期な娘とどう接したら良いのか悩み、たくさんの本や動画で勉強しました。
その中でも特に「参考になった!」と思う本、YouTubeを3つご紹介します。
子どもの「いや」に困ったとき読む本
最近は「叱らない子育て」のような言葉が一人歩きしているように感じることがありますが、本書は「しっかり育てよう」という本。
乳幼児期に育てたい感情コントロールの力の基礎に焦点を当てています。
子どもが年齢相応に適切に「がまんする力」を身につけていくためには、親のどんなかかわりが必要なのか。
様々な場面のQ&A形式で、「しつけのプロセス」をとても分かりやすく学ぶことができました。
モンテッソーリ魔法のおしごと
モンテッソーリに関する本ですが、2歳児、イヤイヤ期の子どもとの関わり方も説明されていてとても参考になります。
私が日々悩んでいた「甘え」と「甘やかし」の違いがクリアになり、娘との時間をより楽しめるようになりました。
本書ではイヤイヤ期を「黄金期(最も高い意欲を持つ時期)」と呼ぶのですが、その考え方も素敵だなぁと。
娘のイヤイヤへの自分の対応に自己嫌悪することも多々ありましたが、優しい言葉が詰まった本書に励まされました。
子育て勉強会 TERUさんの動画
これはイヤイヤ期…!?と思ったらぜひ見てほしいのが、こちらの動画です。
『子育て勉強会』というYouTubeチャンネルを運営されているTERUさんが、イヤイヤ期における子どもとの接し方についてお話しされています。
私はイヤイヤ期の途中でこの動画を見たのですが、「そうだよね!何しても無理だよね!!!涙」ととても共感しました。
もっと早くこの動画を見て、最初からもっとスマートに対応したかった…。
【魔の2歳】イヤイヤ期に効果的だった声かけ・対処法 さいごに
可愛くて仕方のない、大好きな娘。
しかし、イヤイヤ期の対応は体力も忍耐も必要で、「早く落ち着けー!」とひたすら願っていました。
(0歳・2歳児のワンオペ家庭保育で、定期的にメンタルやられました…。)
娘の成長、習慣化、親の慣れなどもあり、娘が3歳になった今は割と落ち着いた日々を過ごすことができています。
我が家の2歳のイヤイヤ娘と同じ声かけ・対処法が全てのお子さんに効くとは思いませんが、本記事が少しでもイヤイヤ期にお困りのパパ、ママの助けになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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